本日は散鍼のご紹介です。
散ずる鍼とも言います。
私は熱を散らす鍼として使っています。
トントントン・・・とリズムよく鍼先を皮膚に当てます。
刺さないので怖くなく、お子様にも受けていただいてます。
※お子様の場合、動く可能性があるので鍼をてい鍼(金属の棒)で行います。
当院の鍼は五臓六腑、全ての内臓の働きを良くする鍼を心掛けています。
内臓がバランス良く働いているか、判断材料の1つが熱と冷えです。
ストレスがかかると内臓が弱り、中でもダメージが大きい臓器を修復するために血が集まります。
結果、血が集まった臓器は血液が留まることで熱を持ち、他の臓器は血が足らず働きが悪くなったり、冷えたりします。
下記の図は当院の患者様の一例です。絵が下手ですみません!
これを脈や皮膚の状態で診断し、熱くなったところから冷えてるところへ血を動かす鍼をします。
熱いところには散らす鍼(散鍼)を、冷えているところには血を集める鍼を施します。