ALS施術レポート①

施術

こんにちわ。大阪市北区長柄西にあるコハレ鍼灸院です。

ALSの患者様の施術状況です。

 

まずは現病歴です。

50代女性。
2022年1月 足の動きにくさを感じ病院を受診する。その後肩の痛み、動きにくさも出現。

2022年7月 ALSと診断。

2022年11月 治験薬スタート。

2023年2月 きついめまい出現。めまいにより歩行する機会が少なくなる。手足の動かしにくさも昨年よりきつく感じる。

2023年2月18日 鍼灸施術スタート。(週3回)

 

施術内容は

鍼・・・太谿穴 大衝穴に刺さない鍼(接触鍼)

マッサージ・・・頚

マッサージガン・・・肩部 腰部

鍼(刺入鍼)・・・天柱 風池 肩井

運動療法・・・全指屈曲伸展 肘回内回外 肩関節挙上 股関節屈曲伸展 足関節底屈背屈

(肩関節は少し介助を入れる。)

肩関節〜上腕にかけての動かしにくさから、きつい肩こりになり、めまいにも影響している様。

以下の3つの狙いから施術メニューを組みました。

 

①不快を取る(ストレス軽減)→天柱・風池・肩井穴の鍼 マッサージによる筋緊張の緩和

②東洋医学観点 →太谿・太衝穴への鍼

③運動療法 →筋力維持と筋肉への刺激をねらう。

 

 

まずは様子を見るために上記のメニューを組み立て、反応により変えていく予定です。

 

結果は生活に支障が出ていた肘関節の屈曲(力が入らない)の角度が改善されたので、次回もこのメニューを中心に計画を立てる。

 

今回の写真は施術3回目のビフォーアフター写真です。

 

ALSに関しては症例数が少ないのもあり、情報が少ないのが現状です。

何か情報があれば教えて頂きたく、施術内容と経過を発信しています。

よろしくお願いします。

 

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